広がる地域のつながり、深まる協力――広島・福屋との取り組み
2025.12.25
まちと文化
遠鉄百貨店と広島の百貨店/福屋が互いの地域フェアを開催し、相互出店を行いました。
まちと文化:地域経済の活性化、地域文化の発信
2025年9月、広島の福屋にて「静岡ご当地フェア」を開催しました。静岡の食やものづくりの魅力を広島のお客様に紹介することを目的とした催事で、静岡県内の企業と共に出店しました。
本催事は、埼玉・北海道に続く3店舗目の地域連携であり、これまでの経験をもとに、催事の内容や運営体制にもさまざまな工夫を加えて実施されました。
フェアでは、富士山サーモン、三ケ日みかんのスイーツ、ぬくもり工房の工芸品など、地域の特色ある商品が並びました。売場では、商品の特徴が自然と伝わるようPOPの見せ方を工夫し、販売スタッフによる案内の機会もこれまでより増やしました。販売スタッフがいない時間帯でも商品が伝わるよう、表示や配置にもこだわりました。

催事の周知にあたっては、LINE配信やSNS投稿、新聞社での紹介記事、専用チラシの館内配布など、複数の媒体を通じて情報発信を行いました。

10月には、福屋が遠鉄百貨店に出店し、「広島ご当地フェア」を開催。静岡の店頭に広島の銘菓やご当地グルメが並び、地域どうしが互いの商品を紹介し合う相互開催の形が実現しました。単なる物産展ではなく、地域の企業や百貨店同士がつながる新たな連携の場として広がりつつあります。


今回の催事では、静岡県庁と連携し、商品ラインナップの選定(MD選定)も共同で実施しました。浜松地域の産品に限定せず、県全体を視野に入れた「オール静岡」の品揃えを目指した構成とし、県内各地の魅力を紹介しました。
こうした官民連携を通じて、遠鉄百貨店は静岡県産品の発信拠点としての役割、「地域商社」としての機能も担い、販路拡大の一助となるよう努めています。今後も静岡県庁との連携を深め、県産品の魅力を広く伝える活動を継続していきます。
また、運営面においても、事前準備段階から部門間の情報共有を強化し、役割分担を明確にしたことで、売場運営や物流手配の効率化を図りました。人気商品の確保や在庫リスクの軽減など、商品発注面でも改善を加え、お客様に確実に商品をお届けできる体制づくりに努めました。
これまでにも、埼玉・丸広百貨店や北海道・東急百貨店さっぽろ店との連携を通じ、静岡の地場産品を各地に紹介してきました。広島での取り組みは、こうした継続的な経験をもとに進められたものであり、相互開催や販促・売場運営の面でも一歩ずつ前進を重ねています。
今後も他地域との連携を重ね、各地の魅力を紹介する機会を広げてまいります。






